「どの様な大会なんじゃ?」
「はい。
タイプで言えば、【れいや】様が2戦目として参加した我が社傘下の【センターランク大会】、【グランド・フィスト大会】に近いかと。
拳での闘いをメインにおく【大会】だと聞いております」
「【れいや】ちゃんは【コスプレイヤー】じゃろ?
本格的な【プレイヤー】との勝負は大丈夫なのか?
そのあたりはどうなっておるんじゃ?」
「はい。
どうやら、知り合いに元【ワールド・クラッシャー】の【ストロングス】という者がおり、彼のハッキング能力を駆使して、【覇拳(はけん)大会】にも【ファン・システム】を導入させたらしいです。
【ストロングス】は【かずき】さんの命令には逆らえないらしく――」
「なんじゃと?
それよりも、我が社のセキュリティーはどうなっておるんじゃ?
【ファン・システム】の著作権は我が社にあるのじゃぞ」
「その辺りは【いかり】お嬢様がご了承されたとの事でした。
何でも【外部遠征】を果たすには必要な事だと申されたとか――」
「あの、バカ娘。
勝手な事を……」