「だって、私……」
「だってじゃない。
 君はこの国の【第一王女】。
 それは間違いの無い事実だろ。
 それを証明して見せろよ。
 なぜ、それが出来ない?」
「だって、私、【第一王女の証(あかし)】なんて、1つも持っていないもの。
 全部、【敵】に持っていかれている。
 【第一のティアラ】、
 【第一の指輪】、
 【第一のネックレス】、
 ――全部【敵】の手の内じゃない。