だが、【ホウジ】は、
「誰だ、あんた?」
 と聞いた。
 声は【ハルカ】そっくりだが、明らかに別人だと確信していた。
 だから、聞いたのだ。
 女性は、
「さすがに、共に暮らしていると通じ合うシンパシーというものがあるのだな。
 確かに私は君とは初対面だ。
 そっくりだとは思うが、【ラフイラ】、君の言うところの【ハルカ】ではない」
 と答えた。
 【ホウジ】は【ラフエカ】の話を思い出す。