そう言った内部事情をかいつまんで【ホウジ】に話して聞かせたのだった。
 【ホウジ】は、
「そ、そんな事が……」
 とつぶやいた。
 【ラフエカ】は、
「で、どうすんだい?
 黙って指咥えてるかい?」
 と聞いた。
「冗談。
 【ハルカ】と【ハルス】兄はオレッチの家族だ。
 家族に不幸を運んでくる奴らにはお仕置きが必要だぜ。
 例え王族であっても悪いことは悪い事だって誰かが言ってやんなきゃなんねぇ」
「よし、よく言った小僧。
 それでこそ私が見込んだ男だよ。
 また、ついてきな。
 今度こそ、お前さんに渡したいものがある」