その老婆――謎の女性は、
「あんなもんに乗ってもあの子は助けられん。
 ついてこい、ジャリ。
 お前に渡したいものがある。
 ついてこい」
 と言った。
「ばぁさん。
 悪いんだけど、オレッチは……いたっ」
「誰がばぁさんだ」
「ばぁさんじゃねぇか、どう見ても」
「お姉さんと呼びな。
 こうみてもピッチピチの100歳なんだ」