彼が選んだのは【ノーフェイス】だった。
 【人型】で最上レベルなのは【ノーフェイス】――そう言った理由だ。
 【ノーフェイス】は文字通り【顔】がついて居ない【のっぺら坊】の様な【戦身】となっており、それぞれオリジナルの【顔】をデザインして取り付けるタイプとなっている。
 今回のコンテストで大賞を取った作品がその【顔】のデザインなので、【ホウジ】はそれをとりつけて自分の愛機とする事にしたのだった。
 【ノーフェイス――ホウジモデル】――そう名前が決められ、認定式典が行われ、【ホウジ】は表彰されると同時に【ノーフェイス】を手に入れるのだった。
 こうして、【戦身】の準備は整った。

続く。