「待ってくれよ。
 それって、俺達家族がバラバラになるって事じゃねぇか」
「――そうだね。
 そう、なっちゃうね。
 名残惜しいけど。
 それだけ、君たち家族は温かかった。
 ずっとこうして居たいと思っていた。
 だけど、国の情勢がそれを許してくれない。
 このままで居れば、大切な君たち家族にも迷惑がかかる。
 僕らは速やかに……」