つまり、【敵モンスター】達は自分の【縄張り】を守ろうとしただけに過ぎないのだ。
 それを正義か悪で言ったら、むしろ【悪】側なのは【さくま】の方だ。
 平穏に暮らしていた【モンスター】の生息地に土足で踏みにじる様な行為をしているのだから。
 だが、だからと言って退くわけには行かない。
 彼には目的があるからだ。
 この【木の越果】の全てを【記録する】という大きな目的が。
 彼の【目的】――それは【越果】を【地球】に戻すこと。
 そのためであれば、彼は何でもやる。
 やらねばならない。
 やらなければ元には戻せないのだから。
 だから、今回も必要不可欠な事として、行動しただけだった。
 彼の今回の目的――それは次なる【お庭番】を目覚めさせる事だ。
 【ふたば】ともずいぶん前に別れている。