せいぜい、大木一本が関の山と言ったところだろう。
大きさも通常兵器ランクの10分の1程度、神格化された兵器の100の1にも満たないらしい。
使えるのは本当に通常のモンスターに使える威嚇程度。
本当に戦う事になれば、戦っている内にいつ折れるかわからない代物を使う危険性があるという事になる。
だが、それでも無いよりは遙かにマシだ。
強い武器はこれから手に入れて行けば良い。
今は最低限、自分の身を守れるだけの戦力が欲しい。
それは【さくま】にとっての切実な願いだった。
自分が弱くなかったら【ちえり】を守れた。
その後悔が彼を強くさせた。
強くあろうとさせたのだった。
続く。