少女は、
「良いよ。
 【ふたば】ね。
 あたしは今日から【ふたば】。
 よろしくね旦那」
 と答えた。
「こちらこそよろしく。
 申し遅れたけど僕は【さくま】だよ」
「知ってる。
 前の女の情報は私に引き継がれているからね」
「その、前の女って言うのを止めてくれないかな?
 【ちえり】って僕がつけた名前があったんだ」
「わかった。
 【ちえり】ね。
 これから前の女の事を話す時、【ちえり】ってつけるよ」