その【邪鬼】達は力こそ弱いが姑息な手段で、人間を食べる事を特徴としたモンスターだった。
 例えば、弱っていたり、寝込みを襲うのだ。
 そうやって、この集落は人数を減らされ続けていたのだ。
 【邪鬼】達は集落から出た人間を食べてその皮を被り、集落に向かい、偽の外の情報を集落の人間達に伝える。
 集落に居る人間はその情報を元に外の世界を都合良く解釈、想像し、滅多に外の世界に出ない様にする。
 出る時は【邪鬼】達の食料となる時だ。
 情報操作で、スパイの【邪鬼】達に踊らされ、外の世界に死にに行く。
 【ボコ】と【アワリ】の夫婦は【さくま】達異分子を外から招き入れたために【邪鬼】達の新たな糧として選ばれてしまったのだ。

続く。