「はい。
 両肩についている脳とあぎと――あごになります。
 【サーマン】は頭部の【脳】と合わせて3つの【脳】がありますので、【脳】が潰されても1つでも【脳】がある限り、活動は可能となります。
 2つの【肩脳顎】は食事を取るための器官ではなく、それぞれ【ライトセントスペル】と【レフトイビルスペル】を詠唱するための器官となっております」
「あぁ、あの【魔法】みたいなやつね」
「はい。
 【木の越果】では【エフェクトスペル】と言いますが、【エフェクトスペル】には、
 【ライトセントスペル】、
 【レフトイビルスペル】、
 それともう1つ、【センターカオススペル】があります。
 【エフェクトスペル】は基本的にモンスターが食事をする顎では唱えられないので、それを唱えるために複数の口を保有するモンスターが存在します。
 【サーマン】はその一種ですね」