【さくま】は、
「これどうするの?」
 と【ちえり】に聞いた。
「はい。
 では、御館様。
 それを手にとってください」
「手に――ね。
 はい……うわぁ……」
 ピカァッ
「びっくりしたぁ。
 何これ?」
「はい。
 御館様が所有者として認められた証です。
 一番小さな【事典】なので、この程度ですが、大きな【事典】を手にするに従って派手な演出になるはずですよ」