追加で説明されたのは、【ちえり】は、【木の越果】に無数に居る【お庭番】の1人に過ぎず、【ちえり】が使い物にならなくなったら、【木のキー】が再び使える様になるので、声がする方向に進めば、【ちえり】が眠っていた場所と同じ様な所に別の【お庭番】が起動を待っているとの事だった。
 そんな消耗品の様には考えられなかった。
 いまの【さくま】にとって、【ちえり】は頼るべき全てだ。
 他には考えられない。
 そんな寂しい事を言われても素直に受け取れなかったが、それはずっと先の話だと思っている。
 今は考えるのをよそうと思うのだった。