【さくま】は、
「え?、
 え?、
 え?。
 こっちなの?」
 と聞くと、
(そうです。
 こっち、こっち)
 と更に声がする。
 その声に導かれるままに、【さくま】は1つの大木の前に来た。
 その大木は【盆栽】で言うところの、【真柏(シンパク)】と呼ばれる半分生きて半分死んでいる植物に相当する様な大樹だった。