それで、ティアグラが逃げ出した。
 正直、俺もそれで良かったと、どこかで思っていた。
 クアンスティータはやっぱ、おっかねぇ。
 それは変わらねぇ。
 だから、現界から逃げ出せる口実が出来てどこか安心してた俺がいた。
 だが、それは俺らしくねぇ。