琴太はそれまで持って居た羞恥心や誇りなども全て投げ捨てて、偲を救い出した。
 偲の心の内側からそれに答え、洗脳を解いたのだった。
 琴太は、
「おっと、忘れてた。
 夫婦(めおと)になるからにゃあ、おめぇの罪は俺の罪だ。
 一緒に償おうぜ」
 と付け足した。