惑星を一回りしてきても恐らく息一つ乱さないだろう。
 明らかに人間離れしていた。
 だが、この力にでも頼らねば、ティアグラは打倒出来ないと琴太は考えている。
 ティアグラと決着をつけて、偲を取り返さない内は、このティアグラ・ワールドを離れる訳にはいかない。
 怒りに我を忘れている場合じゃ無い。
 何が何でも偲奪還を成功させなくてはと思うのだった。