さすがは義弟(おとうと)の――吟侍の彼女だと思わざるを得なかった。
 恐らく、カノンや吟侍の様な存在が物語の主役を張れるのだろうと思う。
 自分には無理だ。
 無理だがそのサポートだけはしてやりたい。
 いや、したい。
 だからこそ、この負け犬の宇宙世界、ティアグラ・ワールドでいつまでもくすぶっている訳にはいかない。