どの様に対処すれば良いのかまるで見えてこなかった。
 アンドリューだと推定しているものを殴りながら、琴太は涙した。
 友達を殴り続けなければならない苦しみ、解決策が見つからない苦しみ、自分が助けにならないという絶望感、怒りをどこにぶつけていいのかわからない焦燥感、等、様々な感情が入り乱れた。
 それを見ていたウェンディが、
「もう、良い、あたいがやる……」
 と言った。