残念ながら、核の本体は吟侍の心臓の部分だが、それでもそれに近いパワーを琴太の身体から発生していた。
 この力は本来の未来では偲に殺された琴太の中から取りだし、偲が利用し、吟侍を死亡に導いたという事になっている。
 トドメを刺したのはティアグラだとしてもその切っ掛けとなったものでもある。
 最強の英雄、吟侍を死に至らしめた原因ともなった欠片核が弱い訳がない。
 琴太の背中から大きなトゲのようなものが生える。