そこで、琴太は距離を取り、助走して、再び近づき、やり投げの様に、鍵十手を投げた。
 ズビュンとものすごい音を立てて、コション・マルクの心臓に突き刺さる鍵十手。
 さらに追い打ちをかけるように、ダッシュして近づいて来た琴太は殴って鍵十手を心臓の奥に押し込んだ。
「ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ……」
 コション・マルクは鍵を引き出されるのではなく、逆に押し込まれた事で反応が遅れた。