しばしの沈黙の後、飛んできた空き缶が地面に落ちるのを合図に二人は一気に間合いを詰める。
 偽鍵十手を振り回すシプサムの連撃をかわしつつ、赤のワクチンを打ち込む琴太。
「何だこれは?全然痛くもかゆくもない」
「そうか?んじゃ、こいつはどうだ?」
 琴太はポケットから青の注射器を取り出す。
 さして気にも止めずに攻撃をしかけるシプサムに青の注射器も突き刺さる。