シビの精神が浄化の炎に焼かれる。
「だっだだだだだじげで……」
「手前ぇはやり過ぎた。後悔先に立たずだ」
 町の人達に対する非道。
 それを見た琴太は簡単には許さない。
 それ相応の報いを受けてもらうつもりでいた。
 だが、このシビも【怨嗟の書】に取り憑かれた被害者でもある。
 命まで取ろうとは思わない。
 【怨嗟の書】が色を失い白紙になっていく。