「そのシビルという名前の男は【怨嗟の書】に取り憑かれたタダの人間ってこと。本の絶対者である【怨嗟の書】は自分を持ち運びしてくれる主が常に必要ってことね。手近な所でこの町の人間が選ばれているって訳。町人は被害者であり、同時に加害者にもなる可能性があるってこと。下手すると町人全員が全滅するまで続くわよ、これ」
「な、何とかならねぇのか?」
「今、次の主に移るシステムを解析中。残念ながら、シビが出てこないとそれはわからない。解決出来るのは早くてもその次の13番目、シプサムの時ね。つまり後、最低、二回は戦わないとダメって事」