恐獣の特徴としてもう一つ加えるのならば、仲間を増やす能力があるのだ。
親となるフラーより体内に宿す獣の数は少なくなるのだが、噛みついた相手の体内に恐獣菌という細菌を注入することにより、親であるフラーに忠実な下僕となる子供(恐獣)を作り出す事が出来るのだ。
いったん、この菌に侵されてしまうと通常の解毒薬ではまず、治療は不可能。
それだけ、危険な力だという事である。
この子供を作り出す事から、恐獣という名称が出来たのだ。
力としては最下級である下位絶対者のフラーだが、それでも、冒険初心者の琴太達にとってはかなりの強敵だった。