その不満をチームリーダーの琴太にぶつけたのだ。
「その、お兄様ってのをやめてくれねぇか…俺には芦柄 琴太(あしがら きんた)って立派な名前があるんだからよ」
「そりゃ、人名字典であんた自身が適当につけた名前だってんじゃねぇか…そんなご立派なもんかね」
「文句があるならいつでも相手になるぜ」
「やだね、俺は無駄な体力は使わない主義なんだ。あんたをぶっ殺しても一文にもならねぇからな」
「やめろよ、二人とも、だが、琴太、俺も納得してねぇぜ」
「エース…」
 琴太とジャックの仲裁に入るエースだが、彼もどちらかと言えば、ジャックよりの考えの持ち主だった。

続く。