【C】は少なくとも後1つ、【D】は少なくとも後2つ、【未確認】の【異能力】があるはずでそれは確認が取れてないが、それでも十分だ。
1つでも解っていれば、高確率で、【カウンター】が使えるハズだ。
少なくとも1人1つは解って居るんだからな。
ただ、確実に勝てるって訳じゃない。
【チョキ】の【異能力】で対抗する場合、最低でも【じゃんけん】の様になるって事だ。
どういう事かと言うと例えば、【A】の【異能力】を例に考えると、奴の【異能力】が仮に【3つだけ】と断定したとしても、奴が使える【異能力】は3つある。
つまり、【1つ目】の【土を溶かす能力】、
【2つ目】の【空気の弾丸の能力】、
【3つ目】の【毒爪の能力】、
――の3つだ。
つまり、俺がそうした様にこれも【じゃんけん】に例えて考えられる。
【1つ目】の【土を溶かす能力】を【グー】、
【2つ目】の【空気の弾丸の能力】を【チョキ】、
【3つ目】の【毒爪の能力】を【パー】、
――と仮定した場合、俺は【自分のチョキの能力】を使う時、【A】が放つ【異能力】が俺に【当たる前】にどれを出したか【見極めなくちゃ】ならない。
つまり、奴が【グー】を出したのに【チョキ】や【パー】の【異能力】を予想したり、
【チョキ】を出したのに【グー】や【パー】の【異能力】を予想したり、
【パー】を出したのに【グー】や【チョキ】の予想をした場合、俺の【チョキの異能力】の【カウンター】を【発動】出来ない。
【発動】出来る場合は、【じゃんけん】で言えば必ず【引き分け】狙い。
【引き分け】以外――勝っても負けても俺は負けると言うことになる。
つまり、3分の2は負けるって組み合わせだ。