時々、姿が見えてしまって慌ててまた息を止めてカムフラージュすると言うのを繰り返してだ。
その間にも1人減り、2人減り、
いや、1人殺され、2人殺されってのが正しいか?
そうやって人数が減っていった。
後、1人、後、1人減れば、俺も動くと思いながら、やっぱ怖いからもうちょっと待つってのを繰り返して行った。
残る【敵】の数が4人になった所で、俺の【パー】の【異能力】がバレた。
参加者の1人が、
「あ、てめぇ、そんな所に隠れてやがったか」
と怒鳴りつけた。
別の1人が、
「横着しやがって――こいつを先にやっちまおうぜ」
と同意を求める。
――が、ホントに協力し合うかは解らない。
そいつら同士も敵同士だからだ。
だが、しょんべんちびりそうになりながら我慢しただけの成果はある。
俺は残る4人の【異能力】を大体、見ている。
これなら、【チョキ】の【力】での【カウンター】が出来そうだ。
まずは、奴ら4人の【異能力】を整理しよう。
あいつらの本名は解らないから、仮に【A】、【B】、【C】、【D】としよう。