俺は戦慄する。
【落とし穴】――とは言わないまでも、足下の地面が溶けていて、俺は、泥深い田んぼに入った様に足が埋まってしまった。
「し、しまった」
これでは身動きが取れない。
このままでは、【敵】に狙い撃ちされてもおかしくない。
俺は焦った。
焦りまくった。
どうしたら良いのか解らず半ばパニックになっていた。
そうしている間も【敵】は迫ってくるはず。
幸い、【敵】は手当たり次第、この【泥沼】の【トラップ】を仕掛けていたらしく、俺がこの【トラップ】に引っかかったと気づいて居なかったみたいだ。
俺はなんとか、そこから抜けだし、身を隠した。
くそったれが、泥だらけになっちまった。