【資仁/颯人】は、この11の【能力】をしっかりと理解しているため、比較的、余裕を持つようになっていた。
 なぜなら、【資仁/颯人】が11の【能力】を使えるのに対して、【挑戦者】は1人ずつしか挑戦する事が出来ないため、【敵対】する場合は対処すべき【能力】の数は常に1つとなる。
 だから、【挑戦者】を倒せば倒すほど、【資仁/颯人】の【能力】が増えて、余裕が生まれて来るのだ。
 逆に【挑戦者】達は【資仁/颯人】が、勝てば勝つほど、【能力】が増えて来るので、彼を倒すには【奇襲】と言うのが必要になってくる。
 まともに戦えば、【複数の能力】対【たった1つの能力】で【挑戦者】が圧倒的に不利なのだ。
 【挑戦者】のアドバンテージは最初、【挑戦者】は誰だか解らないと言う事。