確認出来なかった。
 だが、それは無理も無かった。
 【バラバラ】になっていたため、ついてなくても不信に思えないし、【それ】は元々、普通の【人間】についているものではない。
 だから、ついてなかったとしても、誰も気づかなかった。
 ただ、1人――それを受け継いだ者以外は。
 それを受け取った者こそ、【菅野 資仁(かんの ただひと)/主人公【その1】/【颯人】が選んだキャラクター】と言う少年だった。
 【資仁/颯人】は、
(じょ、冗談じゃねぇぞ。
 俺も負けたらあんな【肉塊】になんのか?
 嫌だ……嫌だ……死にたくない。
 絶対に死にたくない……)
 と自分の部屋で震えていた。