なぜならば、圧倒的【強者】の【道化】が助けてしまったら、その【弱者】の【物語】は、破綻するからだ。
それはもはや【弱者の物語】では無くなる。
だから助ける訳には行かなかった。
だから、【ゲームオーバー】になろうとも【道化】は助けない。
【道化】は、あくまでも【弱者】が自分の力で頑張って、窮地を乗り切る事を描きたいのだから。
そんな【弱者】達に【道化】が手を貸すと言うのは無粋というものである。
だから、【弱者】との契約の時、ちゃんと約束をする。
【弱者】がピンチになっても【道化】は手を貸さない――と。
死んでしまったら、それは【契約】した【弱者本人】のせい。
それを解ってもらった上で【契約】をするのだ。