【道化】は、この【世界】からすれば、【神】よりも遙かに【上位】に値する【存在】だ。
 それ故、出来ない事などほとんど無い。
 やろうと思えば、かなりの事は出来るだろう。
 ほとんど【全能】に近いと言える。
 不可能な事を探す方が難しいと言える。
 そのほとんど無い出来ない事の1つが、【弱者】となり、殺されるかも知れない等の【スリル】を味わう事だった。
 そう――【道化】は圧倒的【実力者】が故に、【弱者】になる事が出来なかった。
 そのため、【弱者】の【視点】で描かれた【物語】を作る事もまた、出来なかったのである。
 それが【道化】にとって不満のある事だった。