だが、【艶美太夫】は、
「無駄な事はやめるんだね。
 あんた達が束になっても【旦那】にゃ勝てっこないよ」
 と忠告したと言う。
 その【太夫】の忠告通り、一族の手練れが、何度も【訡芯】を騙そうと、接触を試みるが、成功した者はただの1人も無かったと言う。
 騙すどころか接触する前に、【トラップ】を封じられる様な事もあった様だ。
 それで、【美女】は底知れない恐怖を感じたと言う。
 一族にとって最も恐ろしいのはその性質を理解出来ない【存在】だと言う。