「なんだこれ?
 おもしれー」
 亮太は面白がって石棺にどんどん食べ物を放り込んでいったが、段々大きくなる石棺を見ていると次第に気味が悪くなり、物置から出ようと石棺に背を向けた。
 シャーッ!!
 そんな音がしたかと思うと……
 亮太という一人の人間は陰も形も無くなっていた。
 彼もフッと消えたのだ。
「何やってんだよ、亮太ぁ」
 大介が亮太の行った物置の方に近づいて来た。
 いつまで待っても戻って来ないから呼びに来たのだ。