6 消えていく……

 大介達はすでに酔っていた。
 酔った勢いで既成事実を作ってしまおうという作戦だったからだ。
 あらかじめある程度、飲んで来たのだ。
「うぇ……
 俺、吐きそ……
 もう、駄目……」
「ちょっと、亮太ぁ、まだ、つぶれないでよ?
 これからなんだから……」
「そうだよ。
 大体、初っぱなから飲み過ぎなんだよ、お前は…」