「ちゅう……」
「うぁ……
 何だ……
 ネズミか……
 脅かすなよ……」
 物置をあけたとたんに出てきたネズミに少しビビったが、気を取り直して奥にしまって戸を閉めようと思った。
 その時、ネズミが石棺の近くを通りかかったと思ったがフッと消えた。
 心なしか石棺が少し大きくなったような気がした。
 良く見たら、石棺がずれたままだった。
 でも、何故か怖くて見に行けない……
 浩紀は忘れることにして自分の部屋に戻った。