それに対して、祥吾は両親から毎月、100万単位ものたくさんの小遣いをもらい、毎日、遊び歩いているような男だった。
毎日、高級時計やら宝石のびっしりついたブレスレットやらをとっかえひっかえで身につけていて、隣にいる女の子も同じように会う度に違っていた。
当然、お金に対する感謝の気持ちは薄い――と言うよりほぼ無い。
何でも金で何とかなると思って居るような嫌な奴であった。
女の子達はみんな、そんな祥吾自身というより彼の背後にあるお金の力に目が眩んだという感じだった。
本当の魅力とは少し違うとは思うが、彼の周りには常に、愛よりも財力というタイプの女の子が取り巻いていた。
それを自分はモテると信じている祥吾はその事を鼻にかけていた。