一応、【チェンジステータス】は確保したが、奴がどうやってそれを使っていたかが全く解らない。
 もう、奴は死んじまったから、聞き出す事も出来ない。
 他に居るかも知れないこの【アイテム】のやり方を知っている奴に聞こうにも、それが解ったとしても奴自身が使用していた【暗号】の様なものが解らない限り、どうする事も出来ないって話だ。
 つまり、結局俺は、【雨条 雪寿納】として、奴が喧嘩を売ってしまった、【敵】を倒さなくてはならなくなった。
 奴は、地位も金も名誉も女も残してくたばったが、それをちゃんと味わえるのは、俺がその【敵】を倒した後と言う事になる。
 俺自身が解っている事だが、俺は見た目や声は【奴】そのものだが、中味はただの【凡人】だ。
 【英雄】となれる様な【力】は一切、持ち合わせちゃ居ない。
 奴が、喧嘩を売っちまった【敵】を倒すには、奴の言い遺した言葉の通り、【3偉人】の手を借りるしかない。