ふわふわと――
 そしてじりじりと、導造君との間合いをつめている。
 導造君の方は何故か、あの風船に触れるのを嫌がっている様な感じだ。
 触ったら何かあるの?
 導造君としては風船を避けてヘレマリアの所に詰め寄りたいのだろうけど、進行方向に風船が所狭しと陣取っている。