おかしな男だ――そう思っていた。
 だけど、彼が大きな事をやって成功した時、自分がとても小さく見えた。
 私には彼の視点でものを見る事が出来なかったと逆に恥ずかしくなった。
 お花ちゃんは、カノン姫は彼のその一見おかしな事を凄い事だとといち早く気づいたから、吟侍君に選ばれた。

続く。