「【ファイシャ】、俺は降りる」
 ジェンドはそう言った。
 それは、【ファイシャ】の加護を受けないという決意表明だった。
「どういう事?」
 そう尋ねる導造君に、ジェンドは
「俺はお前達と共に動こうとは思わん。だが、【ファイシャ】にしっぽを振るつもりもない。俺は独自に俺の力をアップさせていく。強くなった時、改めて、お前ともやってやる。今はその時じゃない」
 と言って去っていった。