「ふっ、お前の様な小僧と互角だと言うことも俺がバカな男だという証拠だな」
「どういう事?」
「やめだ。お前とはまだ戦わんという事だ」
「僕は決着をつけるつもりでいたけど?」
「今のお前じゃ本気になった俺には勝てん。こんな感じでな」
「ぐっ……」
突然の不意打ちに導造君はダウンした。
大分スキルは上がったけど、導造君の戦い方は正直過ぎる。
大人のいやらしさも兼ね備えたジェンドの方がまだ、一枚も二枚も上手のようだ。
大ピンチ――と一瞬思ったが、ジェンドには言葉通り、戦う意志が無いのか、戦いをやめてしまった。