「そんな……」
 みるみる顔が青ざめていくハイース。
 家族同然に過ごして来た者を倒さなくてはならなくなった。
 その事実が彼女を苦しめている。
「兄ちゃん、兄ちゃん、仮でも姉なんだろ?姉弟でやりあうなんて事しないで、やんなら俺が代わりに出るわ」
 見かねた虎児が声をかける。

続く。