ニアマリアの意図が読めないからだ。
「どういうつもりも何も、私は感謝の言葉を伝えに来ただけよ」
「感謝?私達を殺したくてたまらないの間違いじゃないの?」
「確かに、以前は八つ裂きにしても飽き足らないくらいの感情は持っていたかも知れないわね。バラバラの時は……」
「どういう事?」
「確かに私達は、あなた方と何度もやりあった――だけどね、それは古怪の強力な支配下にあったという事でもあるのよ。元々は、私達は惑星イグニスに住んでいた女性をモデルに作られた存在。古怪の醜悪なイメージを植え付けられて、強制的に殺戮人形にさせられていた――だけど、あなた方と敵対していたという事を【ファイシャ】様に評価されて、古怪の呪縛から解放された――お陰で私は自由の身となった。ここは素直に感謝しても良いと思うのよ――どう、間違っているかしら?」