【ファイシャ】と名乗るこいつは、吟侍君に対するルフォスのように味方になってくれる存在ではない。
敵だ。
間違いなく敵だ。
「なんで、導造君の中にいるの?出ていきなさい」
(私はこの男の中が気に入っている。それを出ていけと言うのか?)
「そうよ。彼は、あんたを受け入れるような器じゃない。あんたがずっと居座っていたら、いつか、彼は壊れてしまう。そんなことを認める訳にはいかないわ」
(丁度いい隠れ蓑だったのだ。適度に臆病で、適度に力がある……)
続く。
【ファイシャ】と名乗るこいつは、吟侍君に対するルフォスのように味方になってくれる存在ではない。
敵だ。
間違いなく敵だ。
「なんで、導造君の中にいるの?出ていきなさい」
(私はこの男の中が気に入っている。それを出ていけと言うのか?)
「そうよ。彼は、あんたを受け入れるような器じゃない。あんたがずっと居座っていたら、いつか、彼は壊れてしまう。そんなことを認める訳にはいかないわ」
(丁度いい隠れ蓑だったのだ。適度に臆病で、適度に力がある……)
続く。