02 導造を怯えさせていた者


 その日の晩、近くの宿屋に泊まる事になった。
 二人部屋を二つとった。
 一つはヘスティアとブリジットの正体不明コンビ。
 もう一つは導造君と私だ。
 実はこの宿を取ったのはわざとだ。
 導造君と二人きりになるためのだ。
「どどど、どうしたの、朱理ちゃん?いきなり……」
 導造君が動揺している。

続く。