「そうですか。応援しますよ、導造さん」
「じゃあ、行こうか」
「はい、そうですね」
 私、確信しました。
 痩せても枯れても、彼は吟侍さんの弟なんだなって思いました。
 足はガクガク震えていましたが、瞳は強く意思を示していました。
 きついことを言いましたが、そこで折れてしまう方はたくさんいます。
 怯えながらでも歯を食いしばり、一歩進もうという意思を持った人が二歩目、三歩目と歩みを進めて、やがて目標とする地点に到達する事が出来ると私は信じています。
 私と導造さんは朱理さん達を追いました。