ヘスティアの話では絶対者、怨霊・暗鳴(おんりょう・くらな)というのがいて、そいつを崇めるのが、怨霊教という事らしい…。
暗鳴自体は下位絶対者で力自体はそれほど強くはないのだが、厄介なのは実体がないという事だった。
また、怨霊教の信者達は他の絶対者に虐げられている人達と違い、無理矢理強要されてという訳ではないと言う。
みんな、心の隙間を暗鳴に利用され、進んで信者になっているという。
そして、怨霊教の教義は【他人を陥れた者は幸せになれる】というものだった。
だから、そこに住む者達の間には他人を騙す、脅す、殺すは当たり前の様にあり、自分が幸せになるためには他人を蹴落とすのは当たり前という人達だという…。
いわゆる【他人の不幸は蜜の味】というやつなのだろう…。
続く。